先日、野々市市のハートスペースで行われたチャリティイベントに行ってきました。
ハートスペースはポンギーが応援しているNPOセアロ・グローバル・ハーモニー・ジャパンのボランティアスペースです。
1月10日、11日の両日にわたり、「NPO Shien Tokyo」の活動報告会や展示会が行われました。
「NPO Shien Tokyo」、はカンボジアのへき地の村で内戦後シルク織りで復興しようとがんばっている村の人たちの自立支援をしているNPOです。「セアロ・グローバル・ハーモニー・ジャパン」の活動の中から生まれました。
定期的に村を訪れ、シルク反をオーダー、織り上がったシルクを買い上げ、持ち帰ってシルクの服や雑貨を手作りし、日本各地の市や展示会を通じて活動紹介しています。
詳しくはホームページをどうぞ♪
「NPO Shien Tokyo」のメンバーは私のとってもよく知ってる人たち。
メンバー二人で精力的に活動を行っており、今回はシルク縫製担当の竹下さんがイベントのために東京からはるばる石川県にやって来ました。
この活動を、石川の地元の友人たちにも知ってもらいたくて、声をかけてみんなで行きました。
展示されてるシルク地の洋服類はすべて彼女が一人で縫製したものです。
アイテムの多さに圧倒されます。
たとえ寒い冬でもシルクを使ってもらえるよう、いろいろな工夫が施されています。
シルクはただでさえ縫製が難しいと聞いていますが、この支援先のカンボジアの織り手さんたちはだんだん上手になってきている段階なので、彼女の苦労も並ではないです。
しかし前向きにがんばる人たちのピカピカのシルクの反物が、次はまた前向きにがんばる日本人の女性たちの手に引き継がれで更にピッカピカの美しい服へと変身します。
お部屋にいっぱいにレイアウトされた製品をみんなで丁寧に見ていきました。
中には他のNPOのものも混じっていました。
同じカンボジアで同じシルクの支援をしてる方々とつながって協力し合っているとのこと。
活動報告を皆さん本当に真剣に聞き入っていました。
6年間カンボジアのへき地に何度も行って、地元の調査やコミュニケーションを取ってきて
サポートを受けてる人々の現在の彼らの生活環境や意識の変化や今更ながらわかってきたカンボジア人の性質などなど。
とても興味深い話にあっという間に時間は過ぎていきました。
後半にはミニファッションショーもあり、飾ってあるだけでなく実際人が着るとさらに光沢を増すシルクにうっとり。デザインもモデルさんも素敵です。
竹下さんはほかに仕事をして収入を得ながらNPO活動をしているわけではなく、このNPOを仕事として生活をしています。資金があるところでやっているわけではなく、常に自分でモノもアイデアも生み出していかないと成り立たない、ある意味サバイバルな人生。。。
会が終わってからもお茶を飲みながらわきあいあいと話が尽きませんでした。
支援活動の内容もさながら、彼女の生き様にも皆さん興味深々。
「こんなやり方でもなんとか6年間やってきたのよ。」「みんなもやりたいことをやってみて!」ピカピカの笑顔が人生を楽しんでいることを物語っています。
このイベントは「Shien Tokyo」とほかの仲間もコラボレーションし、会を盛り上げていました。
ミャンマーでしか取れない「タナカ」という木の汁を使ったスペシャルフェイスパックやカードリーディングやアロマボディケアなどなど。
それぞれの方々が自分の得意分野で生き生きとボランティアしていて、いつ来てもこのハートスペースは気持ちの良いところです。
またこの仲間たちと来年も石川でやりたいです!と元気に東京に戻られました。
(ポンギーにも泊まってくれました~)
このブログを読んでくださった皆様も「Shien Tokyo」が出店している展示会やイベントにぜひ訪れてみてくださいませ。
「Shien Tokyo」の毎月の活動案内はこちら♪
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